金鳥居
富士道(国道139号)と鎌倉街道(国道137号)の合流地点に立つ鳥居。ここから富士山頂にかけては要所に富士山を拝する鳥居が建てられており、金鳥居は第一番目の鳥居に当たるため「一ノ鳥居」とも呼ばれます。
商店街が連なる下吉田と信仰の町が広がる上吉田との境界に立ち、そこから先が富士山の神域となっています。江戸時代、金鳥居の少し下に登山役所があって、「山役銭」と呼ばれた現代でいう入山料を徴収していました。
下吉田から上吉田までを貫く富士道を歩いていくと、二つのまちの性格の違いに由来する、まちのつくりの違いがよくわかります。